マネジャーの最も大切な仕事 95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

今回紹介する本は、こちらになります。

本のタイトル
マネジャーの最も大切な仕事 95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

著 テレサ・アマビール、スティーブン・クレイマー

監訳 中竹竜二 訳 樋口武志

本の紹介・要約
本書のポイントは、ビジネスの成功と社員の幸せを両立するためには、豊かなインナーワークライフ(個人的職務体験)が必要であることです。

そこで、豊かなインナーワークライフを育むためには次の3つの状況が必要だと言います。(本書p.9を参照)

ポジティブな感情
強い内発的モチベーション
仕事仲間や仕事そのものへの好意的な認識
さらに、この3つの状況を作り出すには、仕事の進捗をサポートすることや仕事を直接的にサポートすること、良好な人間関係をサポートすることが重要だと述べています。

そして、この3つのサポートの中で一番効果が高いのは、進捗をサポートすることです。

これが本書の一番伝えたいことになります。

さらに本書では、図表などを用いて説明していたり、コラム記事も豊富でとても理解しやすい内容になっています。

以上が簡単な本の紹介になります。

次に、私がこの本を読んで感じたことを紹介します。

一番モチベーションが高まるのは前より成長を感じたとき

私がこの本を読んで感じたこと
私がこの本を読んで感じたことは、本書のタイトルはマネジャーの仕事と書かれているのですが、マネジャーでなくても、私が私自身をマネジメントする上でも非常に有効であるということです。

進捗とは簡単に言えば成長です。つまり、自分の成長を実感したときに、一番やる気が上がるということですね。

なおなお
たしかにそうだね!
そこで、自分が取り組んでいることにおいて、まずは「自分はいまどのくらいのレベルにいるのか」を把握します。

それから「どれくらいレベルが上がったのか」「どれくらいゴールに近づいているのか」を定期的にチェックすると、自分をうまくマネジメントできるのだと思いました。

これってサポートしてくれる上司がいたら最高ですが、別にいなくても自分でできることだと思います。

毎日の仕事の終わりに日記を書くのも良し、テストなどで現在の自分の実力を測れるものがあれば定期的に利用するのもアリですね。

こう考えると、進捗を測る方法って日常生活にたくさんありそうです。

そこで、次に私が実際に進捗状況によってやる気が左右された経験を紹介します。

毎日自分の成長を意識しよう!

進捗によってやる気が左右された経験
私はこの本に2年以上前に出会ったので、すでにこの進捗に対しては実践済みです。

実践している一つの例としては、文章を書くときですね。これはみなさんの中にも実際にされている方も多いと思ったので、例としてあげさせていただきました。

私は大学生なので、レポートを何文字以上書かなくてはいけないという課題や試験がたくさんありました。

なおなお
マジでめんどくさい…
そこで、このブログもそうですが、いま何文字書いているのかを意図的に確認するようにしています。

「いま5000字書けた、残り1000文字だ!」とわかるとけっこうやる気が出るものです。

ラストスパートとよく言われますもんね。

それに本を読んでいるときだって「いま何ページまで読んだ」ということを把握したほうが読み進めやすいでしょう。

こういう身近な例をあげると、「進捗ってたしかに重要だな」とは思いませんか?

なおなお
たしかに大切だね!
逆に進捗によってやる気がなくなってしまった体験として、こちらは意図的ではないのですが、ゲームのデータが消えてしまったことです。

「せっかく100時間くらいプレイしてきたのにまたゼロからじゃん!」と泣きそうになったことがあります。

実際にデータが消えるとやり直そうという気持ちが一気になくなってしまったのでそのゲームをやめてしまいました。やる気が完全になくなりましたね。

みなさんも実際に仕事をしていて、最後の最後に「全部やり直し!」と言われて傷ついた経験はありませんか。

私だったら、「ちょっと給料減っても良いからこのままでお願いします!」と頼みこむと思います。

そう考えると進捗の力、恐るべしですね。

まとめ 自己成長はやっぱり大事⁉
いかがだったでしょうか。

自分の成長を把握する、これって一見大事そうに見えないのですが、実際に実感してみると進捗の大切さがわかります。

私たちは、お金とかやりがいなどにやる気を感じると思いがちなので、盲点でしたね。

みなさんも一度、日常生活や仕事に進捗を意図的に組み入れてみませんか。かなりモチベーションが上がりますよ。

私も本ブログ運営において、これまでに積み上げてきた記事数や訪問してくださった人数の増加を誇りに思い、ブログ執筆に励んでおります。

進捗に関しては、意識さえすれば、ある程度実感できるようになるので、あなたも実践してみませんか。

デメリットはないので超お得です!

ということで今回は以上になります。

それでは、また!