どうも皆さんこんばんは、gabigonです。
今回は、ターリーシャロットさん著書上原直子さん訳の「事実ははなぜ人の意見を変えられないのか」についてレビューしていきたいなと思います。
この本は、簡単に言うと、相手に事実を伝えるだけだと相手を自分の思っている方向へ行かせるのは難しいということですね。
これはつまり自分の言った事実に賛同してもらうことは非常に難しいということですね。
では具体的に説明していきます。
人間は他人からの事実を100%賛同することは無理
この本では、人間は100%他人から与えられる事実を信じるのは無理だと述べています。
それゆえ、人の意見を変えることは難しいと筆者は考えているわけですね。
そしてなぜ人が事実を信じられないのか、それは人間が感情がある生き物だからなんですね。
その感情によって生まれるプライドが、事実を行け入れがたくしている原因だと本書では述べられています。
説得するためのアプローチ法
では、どのようにしたら事実を受け入れやすく話すことができるのか、それは感情を逆利用することです。
感情の逆利用、それは人間の中にある負の感情、例えば意欲や恐怖といった感情ですね。
これらを考慮して説得してみるということです。
人間は事実よりも自分の感情を中心に話を受け取ってしまう。
本書にも書かれているこの言葉は、この本を端的に表している一文だと思います。
例えば、心霊スポットで幽霊にあった!という事実を聞いても、それを真実だと思う人は少数でしょう。
要はこういうことですね。
この話に含まれている恐怖という感情が事実に雲をかけてしまっているわけです。
感情ではなく、事実に元づいた説得
人間が感情によって話を受け取るということは、十分わかっていただけたと思いますが、それでは、事実によって人は話を受け取ることができないのかといわれるとそうではないです。
むしろ、その話が事実だと証明できたなら、その話をしたあなたは、より一層の信頼を獲得することができるでしょう。
では、事実に基づいて話をするにはどうしたらよいか。
それは自分自身で事実を判断するというマインドでいること、そして相手にもそう思わせることだと本書では述べられており、あくまでも大事なのは事実と向き合うことだと述べられています。
まとめ
ということで、ここからまとめです。
今回は、「事実は人の意見をなぜ変えられないのか」についてレビューを書いてきました。
今回紹介させていただく本は、簡単に言うと、人をいかに説得出来るか?が書かれた本です。
皆さんも人と話すときの注意するべき点として、この本を一度手に取ってみてもいいんじゃないでしょうか?
ということで、今回は以上です。
ばいばい!